大学病院の話

大学病院のお給料事情②

(前回の続きです)

次は、勤務医についてのお話です。

普通の病院で働いているお医者さんは、勤務医と呼ばれます。
(幅広い意味では大学病院のお医者さんも勤務医なのですが、ちょっと分けて考えてみました)

 

勤務医といってもやはり病院や診療科によって、お給料が大きく変わってきます。

 

外科系は医師の数がとっても不足しているので、とっても需要があり、厚生労働省が外科医を増やすために手術で利益が上がるような方針で手術の値段を決めているので、外科系の先生方のお給料は結構高いようです。

僕の友達の整形外科の先生は、都心部の病院でそれなりに若いうちから年収で2000万円を超えていると普通に話していました。。
(正直言って、かなりうらやましい・・・)

 

一方で、内科系はあまり大きな差がないようです。同僚、先輩、後輩からお話を聞いたところ、こんな感じでした!

【都心部にある公立病院】(年収)

若い先生は600-800万円くらい

中堅の先生は800-1200万円くらい

病院長になると1500-2000万円くらい

 

【地方のアクセスの良くない病院】(年収)

普通の先生:2000万

院長   :3000万

 

なぜか、公立病院では比較的年収が少ないのに対して、私立病院(何とかグループなどと言われる病院が有名ですが・・・)では非常に高いことが多いです。

だいたい上記の金額に500-1000万円を加えた額になるようです。。それでも何故か公立の病院が人気です(やっぱり身元がしっかりしていますからね!)

 

というわけで、結論としては、

① やはり診療科によって異なるが、一般的に外科系の収入が多い

② 公立の病院の勤務医は、診療科に係わらずやや低い

③ 私立病院・地方の病院は人気がない分だけ収入が高い

 

こんな感じです。

 

一般の給与水準からすると高めの収入だと思いますが、大金持ちになるには程遠いですね。。

この程度では都心にマンションを買うことができないので、都内の先生方はどこに住んでいるのだろう???

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