コロナウィルスが大学病院の機能を直撃!
大学ではいよいよ学生を登校させる試みが始まり、なんだか寝る間もないほど忙しくなってきました(涙)。(更新が遅れてしまい、いつも来てくれてる皆さん、すみません)。それにしてもなかなかコロナの感染が治まりませんね・・・。
さて、前回までコロナウィルスの流行によって大学病院の診療がどのように変わっていったのか、詳しくお伝えしましたが(大学病院を直撃したコロナウィルスの流行(1))、今回は番外編として、「え~~っ」という出来事をや良かったことなどお伝えしようと思い増す。
実は、コロナの診療に直接係わった医療スタッフはかなり少ない!
最近は、ボーナスの出ない大学病院が話題になり、世間からは「頑張ってくれたのに酷い!」など、批判的な声が高まったり、国から医療者へ5-10万円の慰労金が出るなどの医療者への感謝・擁護の声が非常に多くて有りがたい限りです。
しかし、病院の中でコロナウィルスの診療に直接的に係わった医療スタッフは、実はかなり限られます。僕の病院では、ほとんどすべての患者さんを救急部の先生、集中治療室のスタッフが懸命に治療してくれました。これ以上増えたら、いよいよ内科の先生もコロナの患者さんの診療に参加しなければいけないというところまで来ましたが、なんとか回避されました。
というわけで、救急部のスタッフや集中治療室のスタッフには病院全体が感謝している気がしますし、ボーナスも慰労金も是非差し上げて欲しいと思うんです。
が、他の診療科はどうかと言いますと・・・
救急部を可能な限りバックアップしましたが、通常の診療+α程度で、ものすごく大変だったかというとそうではないような気が・・・
さらに、内科とはあまり関係の無い眼科、皮膚科などはほとんど関係なかったんじゃないか、とすら思うことがあります。コロナチームが強制徴用・・・いや、召集された時も内科を中心としたメンバーが抜擢されてましたし・・・
というわけで、個人的には直接コロナウィルスの診療にあたった先生方には心から感謝してますし、インセンティブをあげるべきだと思いますが、病院全体としてひとくくりにしてしまうのは、う~ん、という気もします。
ちなみに、僕の在籍する病院からは、直接コロナ診療に従事したスタッフに慰労金が出ることになり、小額ではありますが頑張ったスタッフは慰労されたんじゃないかなと思います。
一方、翌日に病院長から全職員に対して、
「病院は大赤字でつぶれる可能性がある。しっかり収益を上げられなければ、給料削減だ!!」
との訓示がありました(爆)
ボーナスが出なくなった大学病院と同様に、経営が相当厳しくなっているんでしょうね。(言いたいことは分かりますが、間違いなく、全職員の指揮は低下しました^^;)
次回、もう少しだけ番外編が続きます。最後まで読んでいただいてありがとうございました!
今回のまとめ
① 医療者への感謝はとってもうれしい
② しかし、実際に直接コロナ診療を行ったスタッフは限られる
③ 病院の経営が非常に厳しくなっており、ボーナス・給与が減少する可能性もある
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