大学病院の話

大学病院のお給料事情④

まず、大学病院のお医者さんには、研修医から大学の先生まで、さまざまな先生がいます。

まずその役職を整理してみましょう!

①、初期研修医

② 後期研修医

③ 臨床指導医

-------ここからは大学の先生-----

④ 助教

⑤ 講師

⑥ 准教授

⑦ 教授

ちなみに、臨床指導医(病院ごとに若干呼び方が変わりますが、研修が終わった普通の先生)のお給料は、なんと後期研修医と同じで、アルバイトによって大きく変動しますが、アルバイト時間を若干多くもらえるので、その分お給料が増えることになります。。

 

指導医になった後は、通常、外の病院に派遣されて通常のお医者さんとして働くことが多いのですが、さらに偉くなりたい人や研究をやりたい先生は、大学の教員を目指すことになります。その入り口が「助教」なんです。。

 

というわけで、もし大学病院のネームプレートに、助教と書かれていたら、将来偉くなる先生かもしれません(笑)。。ちなみに、そんな人たちの最後の目標が「主任教授」なんです。

 

(病院教授、特任教授など様々な「〇〇教授」がありますが、真の教授は「主任教授」なんです。この辺の話はまたどこかで!)

 

お給料の話に戻りますが、これらの大学の教員となった先生方のお給料は、医学部の教員だから高い!、という訳は無く、他の学部の先生方とおんなじです。文学も経済学部の先生も一緒なんです。

 

助教:400-500万円くらい

 

講師:500-600万円くらい

 

准教授:600-700万円くらい

 

教授:800-900万円くらい

ちなみに私立大学だと+100万円くらい高いようです。

 

「えっ、こんなもんなの??」

と皆さん思うかもしれませんが、そのとおりです。医学部の駐車場にはなぜか外車がずらりと・・・

 

そうです、偉い先生たちはお金持ちな雰囲気が漂っています。

 

その秘密は・・・

 

そう、アルバイトを超えた副収入です。ここが他の学部との大きな違いです!

長くなってしまうので、次回に医学部の先生の副収入に迫ります!!

 

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