大学病院のMRさんのあれこれ
皆さんは製薬会社のMRという仕事をご存知でしょうか。製薬会社のMRさんは医薬品情報担当といって、いわば薬の営業マンです。クリニックや街の病院に足しげく訪問し、お薬の情報をくれたり、新しい薬の宣伝をしたりします。そして、大学病院にもたくさんのMRさんがやってきます。
今回から、そんなMRさんのあれこれのシリーズです。
MRさんのお給料って高いの?
僕は医学部ではない普通の学部の大学生を指導することもあるんですが、就職活動中の大学生はMRさんのお給料が他の業種と比べて高いという印象を持っています。就職活動をしている大学生の疑問を率直に仲の良いMRさんに聞いてみました。その結果・・・
MRさんのお給料は、製薬会社によってかなり違う
とのことでした。
やはり大手は非常にお給料が高いそうです。逆に中堅、小規模の製薬会社は他職種と同じ位ですが、低いということもないそうです。非常に興味深かったのが、ベンチャーのような小さな会社が希少疾患に対する薬を作っている製薬会社は非常にお給料が高いことがあるそうです。ただ、プロジェクトごとに解散することも多く、終身雇用とは正反対のようです。
大学病院担当のMRさんとクリニック担当のMRさん(コロナ前の話)
僕は、大学病院担当のMRさんは非常に優秀だと思います。実際にMRさんにお話を聞いてみると、大学病院は大量の薬が処方され、また様々な種類の薬が消費されるため、売り上げがかなり多いんだそうです。
大学病院での薬の使用量がその地域の売り上げを左右するといっても良いらしく、担当するのはやはり選ばれた人事であることが多気がするとのことでした。(ただ、MRさん自身がそういっていただけなので、ちょっとした自慢話だった可能性は十分にあります^^)
クリニック担当になると、何軒ものクリニックを回らなければならず、大変なようです。しかし、大学病院の偉い先生のご機嫌をとるよりも、ドライブしながらクリニックを回りたいと本音をポロリと話すMRさんもいらっしゃいました(笑)
お給料は非常に高いかもしれませんが、お医者さん相手にいろいろ話さなければいけないので、横から見てると大変そうです^^;)。特に大学病院なんかは変なお医者さん率がかなり高いので、大変かもしれません。。。稼ぐ為にチャレンジしてみたい若者がいたら是非!
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