よもや話 大学病院の話

MR(医薬情報担当)さんのあれこれ(8)(優秀なMRさん②)

大学病院のMRさんのあれこれ(優秀なMRさん)

今回も前回に引き続き優秀なMRさんのお話です。。(迷惑なMRさんのお話はこちら:MR(医薬情報担当)さんのあれこれ(4)(迷惑なMRさん①)

 

 

 

本当に優秀なMRさん

薬の製品力と本当に優秀なMRさん

前回はMRさんの日頃の頑張りとお医者さんが何を考えてお薬を処方しているのかについて説明してきました。

 

シンプルに言ってしまえば、結局のところ、薬の処方は「薬の製品力」によるところが大きく、MRさんは優秀な人が多くその良さをしっかり説明できる人がほとんどなので、MRさんによって薬の製品力以上に売り上げを増やすことは難しいかもしれません。しかし、本当に優秀なMRさんはこれを超越するんです。

 

 

 

重要なことは信頼関係

この業界はお医者さんはもちろんのこと、看護師さん、その他の医療スタッフなどは信頼によって成り立っているところが少なくありません。MRさんも然りです。

 

MRさんが医療スタッフの信頼を得るためには、薬の説明の時に、良い点ばかりでなくリスクについてもしっかり説明し、患者さんによっては他社製品の方が好ましい場合には、無理に勧めたりしないことも求められます。また、患者さんに良からぬ事が突然起こったときに、本当に薬の副作用なのか、どのような対処が好ましいのか、即座に情報提供をしていただけると非常に助かります。

 

このように、MRさんの目指す方向が自社の利益ではなく、患者さんの健康に向いているかどうかがとっても大切で、MRさんの日頃の行動・言動に表れている気がしています。患者さんの方向を向いた薬の情報提供を行っている製薬会社さんであれば、その時は他社製品をつかっても、他ので薬を使ってあげたりしますし、新しい薬が出たら信頼ある製薬会社の参入を微力ですが助けてあげたりもします。

 

 

 

本当に優秀なMRさんの条件

というわけで、本当に優秀なMRさんの条件は、患者さんの健康を第一に考え、自社製品を適切に提案することができ、信頼を勝ち得ることができる人であると思います。これがまた難しいんですけどね。。このようなMRさんが登場し、医療スタッフと信頼関係を深めていくと、全体的な売り上げやシェアが上がること間違いなしです。。。

 

実際にうちの大学病院では、大学病院内の薬のシェアと国内でのシェアが異なる薬がけっこう多くあります。これはMRさんの実力の差なんでしょうね!

 

 

 

 

昨今のMR事情

最近はインターネットサイトで薬の情報提供サイトが増えてきて、MRさんの存在価値が徐々に問われ始めています。このサイトにも相談させてほしい旨のメールが時々届きます(身元不明なときはお断りしていますが・・・)。

 

さらにコロナの時代が到来し、MRさんが大学病院に来ることができない事態となっています。。。そうは言っても、人 to 人の係わりは無くなる事はないと思うので、いよいよ優秀なMRさんのみが勝ち残っていく時代となりそうな予感がしています。(この辺の事情についてはまた改めて説明したいと思っています。最近は本当に激変してきています)

 

厳しい時代が予想されますが、MR業界を目指している方は、是非頑張ってください!

 

 

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