さて、前回から引き続き、いよいよ大学病院のお給料事情ですが、とっても複雑です。
なぜなら、いろんな職種の先生がいて、さらに、元々非常にお給料が少ないので、副収入の手段が考えられているからです。
まず、初期研修医(医学部卒業後の2年間)。
普通の病院の研修医は、厚生労働省の方針により、月々30万円程度が目標になっています。
国公立の大学病院では、なんと、月給が20万円弱でボーナスもないとのことです。。
しかも、私立の大学病院では、15万円前後だったり、中には数万円というところもあったそうです
(さすがに数万円のところは叩かれて是正されたようです)
次に、後期研修医(医学部卒業後3-5年)
いよいよ外科、内科、皮膚科、眼科など、専門診療科を選んで専門の勉強をスタートするころです。この頃になると、それなりに重要な判断が可能となるので、一人前に近い先生もちらほらいます。
そして年収は・・・
普通の病院では、年収が600万円くらいから始まり、卒業後5年目になると800-1000万円くらい貰えるところが多いようです。
一方大学では・・・
なんと、400-500万円くらいです(当直・残業代込み)。
しかも、私立大学病院では、月々3万円とか10万円など、破格のお給料を提示されるところもあります(@o@)。
若干貧しいような印象を受けますが、大丈夫です。なぜなら・・・
アルバイトが出来るから!
アルバイトにはリスクを伴うけれど非常に高価な案件から、誰でも出来る安価な仕事まで幅広くあります。
週末のお休みをアルバイトに使えば、年収は+500万円くらいになり、一般の病院とあまり変わらなくなり、アルバイト三昧の生活をすると、非常に貯金がたまります!
というわけで、3年目以降は大学病院勤務でも時々お金持ちの若者がいます^^;
ここで終わらないのが大学病院の大きな特徴です! 大学病院には、医学部の先生(いわゆる教員)が存在するからです。
というわけで、いよいよ次回は医学部の先生のお給料に迫ります!
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