大学病院の話

大学病院の役割(研究編・その1)

今回は、大学病院の役割の①診療編に引き続き、②研究についてのお話です。。

大学病院というと、「多くの方は大きな病院」を思い浮かべると思いますが、働いている人からすると、

 

「大きな研究機関」なのです!

大学にいるお医者さんの重要な仕事に、

 

①研究をして、論文を書く
②研究費を取ってくる

 

というものがあります。

そして、「論文を書いていない人は、大学に居る必要がない」とまで言われます。

 

なぜこのような仕事が重要かというと、国からの大学への補助金が減額され、研究をしっかりやっている大学に補助金を重点的に配分するという、昨今の国の方針変更が大きいようです。

ただ、これだけではなく、コロナウィルスの時もそうですが、最新の検査・治療を世の中の要請に応じて行うためには、研究で色々な分野の専門家をそろえておく必要があるのです。

逆に言えば、研究を行っていない大学・大学病院は不要とされる時代がすぐそこまで来ているようです^^;

 

というわけで、大学病院で働いているお医者さんは、多かれ少なかれ、研究が重要な業務になっています。

それではいつ研究を行っているのか???

それは・・・、もちろん「夜」です(ToT)

診察だけでもかなり大変なんですが・・・(つづく)

 

 

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