本日は、医学部の偉い先生方の副収入のお話です!
(あまり大きな声で言ってはいけない感じも・・・)
それでは早速行ってみましょう!!
(下に進むにつれて、グレー・ダークな感じになってます^^;)
① 他の病院での教授外来
世の中(特に都心部)には「教授」や有名人を集めて外来を行うことで、ブランディングを行ったり、お医者さんをたくさん派遣してもらおうとする病院がたくさんあります。
そんな病院は、患者さんの少ない外来に教授をお呼びして通常のアルバイト料の数倍の報酬を払うことがあります。ただ、教授に見てほしいという一定のニーズもあるので、比較的社会貢献にもなっている感じがします。。
② 研究会の調整役(座長)
偉い先生は製薬会社の新薬宣伝やその領域の勉強会をしばしば開催してくれます。その時の開催調整や司会役は偉い先生が適任です。これもやはり一回数十万円のお礼があると言われています。
③ 講演会
主に製薬会社から社内・社外むけの講演会の依頼があり、かなりの報酬額となるようです。中には、大学の年収以上に稼ぎ出す人がいらっしゃるとか・・・。(最近は製薬会社とお医者さんの距離が問題になり、薬の説明会に配っていたお弁当すらなくなってきていますので、自粛されているとは思うのですが・・・)。ちなみに、患者さん団体や市民講演会などの依頼がたまにありますが、こちらはもちろんボランティアが殆どです。
④ 学位(博士号)の審査委員
こちらも一昔前に国公立大学で問題になった記憶がありますが、博士号を頂くときに、研究内容を主査1人・副査2人の前でプレゼンテーションして質疑応答を行うという、学位審査会というイベントが行われます。殆ど落ちることはないんですが、学位を頂いた後に、主査に100万円、副査に50万円を謝礼でお渡しするという悪しき風習がありました。特に医学博士・・・。
違法性は乏しいと思われますが(所得を申告してない場合には脱税になる気もします)、審査に便宜を図ってもらったような勘違いをされることが多く、以前週刊誌か何かで叩かれたため、国公立で原則行ってはいけない行為となったはずです。僕も叩かれた後の学位審査会だったので、大学・先生の方から謝礼は「禁止」と言われました。(正直ちょっと悩みましたが、禁止してくれると悩まなくてすみますね!)
しかし、違法ではないので、私立大学ではまだまだ行われているという話を聞きます。しかも、10人の審査を担当すると、1000万円になりますからね。。。真相はいかに!
⑤ 医局員を派遣した派遣先の病院からのキックバック
これは最近では完全にアウトになりましたが、北の方の某大学で最近話題になりました。もちろん教授は免職になりましたが、数年間で1億近くを荒稼ぎしたという報道もありました。
医師不足の地域では、とにかくお医者さんを派遣して欲しい一心で医局の偉い先生にお願いに来るそうです。また、病院の収入は医師の数が増えれば収入も増えるように設計されているので、地方の病院はとにかくお医者さんが欲しいんです。そして、それにつけこんで偉い立場を存分に発揮した収入は偉い人ならではですね。なんだか違法性が高い気がしますが・・・
というわけで、結論です。
・大学病院には色々な職種があり、お給料も多彩である。
・大学の教員もお給料は高くないが、アルバイト・副収入で+αがある
・偉くなると、年収の倍以上の副収入があり、年収は数千万円となる
・副収入は時として社会通念上の問題があり、大学から処分されることもある
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