コロナ流行中ですが、医学部後期の授業開始
前回に引き続き、今回も5年生のお話からです。実際の様子をお伝えします!。(医学部に関しては来年度の始めもおそらく状況は同じような気がしますので、もし受験を考えていらっしゃる方は、参考にして下さい!)
病棟実習後の試験
前回は、5年生の実習が週1回病院実習でその他の日はオンライン講義になっていることをお話しましたが、学生は実習を行うだけではなく、病棟実習を行いながら試験を受けていきます。
病院実習を行う学生は1ヶ月ごとに1つの診療科で勉強して、最後にその診療科の試験を受けて次の診療科に移って行きます(例えば、呼吸器内科が終了したら、最後に呼吸器内科の実地試験をパスして、次は循環器内科に移っていくという感じです)。実習最後の試験は口頭試問で行っているんですが、前期はオンラインで行ったところ・・・
どんな質問をしても、とってもよく答えてくれました。。
けど、なんだか下の方をチラチラ見ている様な・・・^^;
ということもあって、後期からはオンラインではなく、対面式で口頭試問をやることにしました(笑)。オンラインだと、教える側である教員の負担も非常に軽減されるので、軌道にのってしまえば楽なんですけど、試験はしっかりとやらないといけませんからね^^
ただ、学生をふるい落とすような試験ではなくて、むしろしっかりとむらなく勉強できているのか、試験という名の補修に近いものなので、しっかりと最終仕上げをしてあげたいという想いの方が近い感じです^^
何も変わらぬ6年生
6年生の大きな仕事は、ずばり、
医師国家試験に受かることです。
したがって、一人で粛々と勉強を進めていかなければならず、コロナの流行している現在であっても、あまり変わりはないようです。皆自宅で黙々と勉強しているようです。たまに学生から質問が来ることがありますが、面白いことに、オンライン勉強会をやっている学生もいました。
ただ、オンラインでつないで各自黙々と勉強するだけらしいのですが・・・(笑)。ちょっと聞いたり、たまに雑談したりして皆で勉強している幹事がよいんだそうです^^。現代的かもしれませんね★
ただ、学生によっては影響を受けている学生も居ます。それは、研修医として働く研修病院について、大学病院ではなく、他の一般病院にしようと考えている、やる気に満ち溢れた学生です。
(次回に続く)
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