大学病院の先生たちが住んでいるところ
前回のお話では、マンションに住んでいる先生もいれば、一戸建てに住んでいる先生もいますが、将来を見据えた場合にマンション派と一戸建て派が見えてくることをお伝えしました、(見てない方はこちら:大学病院の先生のお住まい①)。
今回はマンション派の先生が購入しているどんなマンションを購入しているのか、その傾向に迫ります!では早速いってみましょう!!
やっぱり駅近!
世の中的には利便性の高い駅近のマンションが人気なようですが、こちらの業界も世の中の流れ通りに、かなり多くの先生方が主要な駅から近いマンションに住んでおられます。やはり、忙しい日々を過ごしているため、その利便性を重視しているようです。
また、一般的に駅に近い方が売却しやすいということもあって、前回お話したような突然の引越しが決まっても、売却しやすい物件を選んでいることが多いようでした。い
ただ、ご存知の方が多いと思いますが、最近のマンション価格は目を見張るくらいの高騰を続けていて、都内やその近郊は普通の(駅近でも何でも無い)新築マンションを購入しようとすると、5000万~6000万円もします。都内の大学病院勤務だとそれほどお給料が高くないため、このあたりかもう少しだけ高い物件が無理せずに購入できる価格帯です。
従ってこの価格帯で駅に比較的近いマンションを選ぶと、「都心部から結構離れているマンション」であったり、「やや古い中古のマンション」であったりもします。というわけで、多くの先生は駅に近いマンションにお住まいですが、必ずしもタワーマンションなどの高級感あふれるマンションではないことが多いようです。
タワーマンションに住む先生
これまでお伝えしたとおり比較的質素な生活をしている先生が多いんですが、素敵なタワーマンションに住んでいらっしゃる先生も少なからずいらっしゃいます。その先生の多くが、
「お医者さん夫婦」です。
お医者さん同士の結婚では単純に世帯収入が倍になるので、確かにかなりのお金持ちになりますね・・・。大学病院のお給料はいつもお伝えしているように非常に低い一方で、大学を一歩出たり、開業したりすると収入が増えるます。こんな裏事情もあってか、大学病院で働いているのになぜかお金持ちな雰囲気をかもし出している先生は、奥様のお給料が非常に高いことが多いんです。
しかも奥様が、「眼科」「皮膚科」「小児科開業医」である頻度が高いような気がします。(これは個人的な感想ですが・・・)
最近そうなのかは分かりませんが、一昔前に、白内障の手術を30-60分でチョイチョイっとやると数十万円の売り上げになり、また白内障は加齢が大きな要因であるため、お年を召している方は両目ともに白内障であることも多く、チョイチョイっともう片方の目も手術して売り上げが倍になるという時代もあったそうです。
一方、外科は3-4時間かけて手術をしても10-20万円くらいの売り上げにしかならないため(当時の話ですが・・・)、この不公平な手術料に不満を仰る外科の先生も多かった気もします。。。こんな感じで同じお医者さんと言っても、不思議なことに、儲かる診療科と儲からない診療科がありますが、眼科と皮膚科はひょっとするとかなり儲かるのかもしれません。
まとめ
お医者さんと言っても大学病院に勤務している場合には、お給料が非常に低いため、豪華なマンションに住んでいるわけではありません。しかしながら利便性と資産性を考えて、駅近のマンションにお住まいな先生が多くいらっしゃいました。
また、皆さんが思い浮かべているかもしれない、高級なタワーマンションに住まわれている先生は殆ど居りませんでしたが、お医者さん同士のスーパーパワーカップルな先生方だと無理せず手が届きます。
やはり、高級なタワーマンションというと、会社のオーナーやもともとの資産家といったイメージですが、単なる大学病院勤務では高嶺の花です。お医者さんになりたくて、且つ良いマンションに住みたい場合には、医学部に入った後にパワーカップルとなる相手を探しましょう!
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